食品からとる髪の毛の栄養

まず、髪の毛は何で出来ているのかご存知ですか？

髪の毛はケラチンというタンパク質でできています。
このタンパク質は複数のアミノ酸が結合したものです。
髪の毛にもっとも多く含まれているアミノ酸はシスチンというアミノ酸です。

シスチンは、硫黄を含んでいるアミノ酸なので、髪の毛が燃えると独特な嫌な匂いがするのは、このためです。
髪の毛を構成するアミノ酸の１８％程度がこのシスチンです。
次に多いのが、グルタミン酸です。
グルタミン酸は、健康食品などで有名ですよね。

他に、含有量が３％しかないアミノ酸ですが、重要なアミノ酸があります。
それは、チロシンというアミノ酸です。

このチロシンというアミノ酸は、髪の毛の色に大きく関わっています。
白髪が気になる人などには、このチロシンが不足している可能性も考えられます。

シスチンやチロシンを食品から積極的に摂取することは、とても良い事です。
これらが多く含まれている食品には、魚や大豆の加工商品があります。
特に、鰺（アジ）には多く含まれています。
鶏卵や豆腐、納豆なども良いです。

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